スマホ、携帯サイト向けアフィリエイト入門(2005年8月、竹内秀樹)

竹内秀樹が、スマホ、携帯サイト向けアフィリエイトで成功する方法について解説します。(竹内秀樹

ネットで副収入、資金なしで「開業」

急速に普及するブログ。スマホや携帯電話からも閲覧できる。これを活用すれば、資金なしで「開業」できる。ブログの基本知識からアフィリエイトまでを紹介する。サラリーマンをしながら、副収入を得ることもできる。

ブログとは

まずはブログとは何なのか説明しよう。「Web」(インターネット)と「Log」(記録または日誌)を一語に綴った「Weblog」(ウェブログ)という言葉が正式名称である。それを略して「blog」(ブログ)と呼ぶようになった。一言で言えば、インターネット上の日記のようなものだが、それだけにとどまらず、活用の仕方によってはお金を生み出すツールにもなる。不況や企業競争激化のあおりで給与が伸び悩み、家計を圧迫されていたサラリーマンが、ブログのおかげで月100万円の副収入を得たという話がネット上にはごろごろしているのだ。

ブログは、ほとんどが各プロバイダーからサービスの一環として無償で提供される。他社よりも使いやすいブログを作ることにプロバイダーは力を入れている。人気ブログを作ることにより、会員数を増やそうとしているのだ。ユーザーも人気のあるブログサービスを求めて複数利用している人もいる。

ブログ開設者数は、約335万人

その急速な普及ぶりは、総務省が2005年5月17日に発表した数字から見てとれる。ブログ開設者数は、2005年3月末時点で延べ約335万人(複数のブログ掛け持ちを含む)にのぼり、2007年3月末には約782万人に倍増すると予測している。この勢いだと、1000万人を突破するのも遠い話ではないだろう。

ホームページとブログはどう違うのか

2年くらい前までは、個人がホームページを持つには大変な労力が必要だった。まず、高価なソフトを購入し、操作方法をマスターした後、デザインを考える。素人がすべてを1人でやるのは大変な作業だ。独学する時間のない人は、WebプログラマーやWebデザイナーに大枚をはたいて発注していたものだ。更新をしたいときには、その都度、お金を払って人に頼むしかなかった。

レンタルサーバー代が不要

そのほかにもレンタルサーバー代金など月々のコストがかかってくる。ところが2004年半ばごろから、資金もさしたる技術も必要のないホームページに代わるメディアがネットの世界に台頭してきた。それがブログである。

HTMLは不要
ひな型(テンプレート)から選ぶだけ

HTML(ホームページへの書き込みに使うプログラム言語)や難しいプログラミングの勉強も必要ない。デザインセンスがなくても、たくさんのひな型(テンプレート)から好きなものを選ぶだけでOK。パソコンを使い慣れた人ならば、小学生からお年寄りまで、自分だけのお城が持てるのである。

なぜ、ブログで稼げるのか

ブログは単なる日記と思われがちだが、それだけではない。そもそも、どこの誰だかわからない人の日常生活を読みたい人なんているわけがない。日記とは元々、他人には見せたくないような秘め事を書くものである。ブログは逆に1人でも多くの人に読んでもらうことを目的とする。それだけではなく、日記にコメントをつけたり、掲示板を利用して意見を交わしたりして、読者と作者のインタラクティブなコミュニケーションができるのだ。

アフィリエイト

売れたら何%かのバックマージン

得意なジャンルに絞ったテーマ性のあるブログには、多くの人が集まってくる。人が集まるところにビジネスありきである。ちょっとした細工を施すだけで、預金通帳の数字が増えていく。それがアフィリエイトだ。ネットオークションと違い、何かモノを作ったり、仕入れたりする必要はまったくない。ブログに商品を紹介して、それが売れたら何%かのバックマージンを商品を売る会社から受け取るという仕組みだ。具体的に説明しよう。

ファンが毎日訪問

あなたがワインが好きでたまらないとしよう。おいしいワインを求めて夜ごと楽しんでいる。そこで「ワインが好き!」というブログを開設した。ワイン愛好家たちが、あなたの日々のワインに対する熱い思いに心を打たれて毎日訪問してくれる。まるでファンクラブのように日々の書き込みも応援の言葉が並ぶようになった。

ASPに登録

ある日、とても珍しいワインを手に入れた。飲んでみたらものすごくおいしい。ワインの愛好家たちにこのワインの味を伝えたいと、ブログに紹介した。読者は「この人が推薦するのだから私も飲んでみたい」と感じる。ブログに張り付けているワインの画像をクリックしたら、ある酒屋の販売画面に飛んだ。読者はそこでワインを購入できる。ワインは1本5000円。そのうち、たとえば10%の500円が謝礼としてあなたの口座に振り込まれる。ショップがアフィリエイトプロバイダー(ASP)に登録してあり、マージンを渡す仕組みになっている。

宣伝費が不要に

宣伝費と労力を割かずに商品を売れるのだから、大規模な流通網を持たないショップにとってメリットは大きい。

ネット上の販売代理店

読者もショップもアフィリエイターもハッピーになれる。それがアフィリエイトシステムである。ネット上の販売代理店と考えればわかりやすいだろう。

アフィブログ開設方法

アフィリエイトのブログ(アフィブログ)を開設するには10分もあればできる。だが、その前に、ブログのコンセプトを決める必要がある。毎日の行動を綴っただけの日記やメンタル面を吐露するようなブログでは、集客は望めない。

また、政治、経済、芸能などのニュースを軸とするブログもライバルが多いので、集客しようと思ったら、避けたほうが賢明だ。自分の得意なもの、こだわっているものにテーマを絞れたら、いよいよブログを開設しよう。

商用禁止のブログもある

まずは使い勝手のいいブログサービスを選択しよう。商用禁止のブログもあるので、規約をよく読んで決めよう。

ブログのタイトルを決める

タイトルに興味を惹かれて読者が訪問してくれる場合がある。人気ブログを参考にしてみよう。

◆渋谷で働く社長のblog
https://shibuya.ameblo.jp/?bid=shibuya
◆「超小予算ダイレクトマーケティング」の考え方
https://next.livedoor.biz/
◆元保険営業マンが暴露!保険見直し前に必読
https://blog.livedoor.jp/fp0410/
◆心理テストブログ 心の翼
https://www.sinritest.com/
デザインを決める

各ブログサービスにはあらかじめ、数種類のテンプレートが用意されており、自分でデザインをする必要はない。クール系、フェミニン系、アニメ系、癒やし系などがそろっているので、ブログの内容に合ったデザインのものを選ぼう。あとで変更は可能だが、デザインもブログの個性となるので、一度決めたらできるだけ変更しないほうがよい。

プロフィール

匿名でも可能だが、ブログで儲けるつもりならできる限り本名を使ったほうがいいだろう。開設者の顔が見えるブログとそうでないブログでは信頼度が違う。プロフィール欄には、写真も掲載し、できるだけ詳しい経歴を書くと、固定したファンがつく。プロフィール欄は文字数が限られているので、フリーページを活用して詳しく書いてもいいだろう。

投稿記事

テーマに沿った投稿を毎日続ける。写真をふんだんに取り入れると効果が倍増する。1週間に1度の長文よりも、毎日書く短文のほうが読者をつかみやすい。

コメント、トラックバック

自分の書いた記事にコメントがついていると嬉しいものだ。すぐにお礼の書き込みをしよう。そして相手のブログにも訪問して、同じようにコメントをつけよう。トラックバックというのは、関連した記事をつなぐ仕組みのことである。他のブログの読者を自分のブログに招き入れる糸口となる。

いよいよアフィリエイトに挑戦

ブログを開設して読者が増えてきたら、いよいよアフィリエイトに挑戦してみよう。

バナー広告を設置

まずはアフィリエイト・サービス・プロバイダー(略称ASP)という業者に登録を行う。ネットで商品を売りたい業者と、ブログで宣伝してくれる人たちをつなぐ仲介業者である。登録後、承認されればブログにいろいろな商品を掲載することができる。テキストだけ、画像+テキスト、バナー、などいろいろな種類が用意されており、いずれもカット&ペーストだけで簡単に掲載ができる。売れたときに業者から支払われる料率については、商品によって違う。3%の商品もあれば、30%もらえる商品もある。

アクセス数などの審査基準

また、開設日やアクセス数、ブログの内容などをチェック項目とした審査基準を設けているASPもある。開設から間もないと承認されないところもあるが、数カ月後、再度トライしてみよう。

ブログの内容に関連した商品を選ぶ

何カ所も一度に登録するのではなく、3つくらいのASPを選んで試してみるといいだろう。注意すべきは自分のブログの内容に関連した商品を選ぶことだ。「健康」がテーマであれば、健康食品やダイエットグッズを、「経済」がテーマであれば、経済に関する書籍を扱うなど、テーマに沿った商品を選択することが大事だ。

携帯サイトエディタなど簡単ツールを利用する

自分のブログにアフィリエイトシステムを組み込むのは、慣れてしまえば簡単だが、ここでつまずいてしまう人もいることだろう。そんなときには、アフィリエイトのために作られたツールを利用すると便利だ。

アマゾン

まず手始めに、書籍を紹介してみよう。ネット通販で一番信頼のおける商品が書籍である。最大のネット書店、アマゾンで扱う書籍を売ってみる。

アソシエイトID

まずは、アマゾンアソシエイトに登録を行い、アソシエイトIDを取得する(https://associates.amazon.co.jp/gp/associates/join/main.html/250-3442432-7118662)。

G‐Tools

ここでより簡単に作業を行うために、ツールを利用しよう。G‐Toolsである(https://www.goodpic.com/mt/aws/で利用できる)。

紹介料として販売金額の数%を還元

G‐Toolsを使うと、自分のブログでアマゾンが扱っているすべての商品を紹介することができる。本やCDの画像と紹介文を読んで気に入った人がリンクをたどってAmazon.co.jpで商品を購入すると、紹介料として販売金額の数%を還元してくれる。

  • (1)「ブログで感想を書く」ページを選択
  • (2)検索フォームに商品名や作者などを入力
  • (3)検索結果の「ブログで感想を書く」ボタンを押す
  • (4)表示したい情報のデザインを選ぶ
  • (5)自分のアソシエイトIDを入力
  • (6)自動作成されたHTMLを、自分のブログにカット&ペーストする
売り上げを伸ばすコツ
画像を多く掲載する

文章だけのブログでは、通りすがりの読者をつかむことはできない。まずは画像に目をとめさせ、文章も読ませるというテクニックを使おう。デジカメがない人でも、携帯電話に付属しているカメラで十分だ。商品の画像を全面的に押し出すよりも、話題に合った町の風景を掲載すると好感が持てる。

ほとんどのブログサービスでは、画像のサイズに制限がある。撮影した画像をリサイズしたり、コントラストを調整したりといった技術は身につけておきたい。

ブログランキングに登録しよう

検索エンジンで「ブログ ランキング」と入れて検索してみると、数多くのブログランキングサイトがヒットする。ブログを開設している人なら、無料で登録することができる。自分のブログのジャンルにチェックを入れておくといいだろう。自分のブログにそのサイトのリンクを張る。「ブログ人気ランキングに参加しています」というコメントをつけておくと、ブログを訪れてファンになってくれた人がクリックしてくれる。時々は自分のブログが何位くらいにランキングされているかチェックしにいこう。

ブログランキングドットネット
https://blogranking.net/
アクセス解析をしよう

読者が増えてきたら、アクセス解析ツールを利用してみよう。どういうルートをたどってユーザーがやってきたのか、どんなキーワードで検索してくれたのか、さらにどういう記事に興味を持って読んでもらえたのかなどを読み取ることができる。

レンタルアクセス解析サービス
AccessAnalyzer.com
https://ax.xrea.com/